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みのもんたの「横浜ベンチ入り事件」・・・TBSは「みのさんの機嫌がよくなる」と記者会見まで

プロ野球のキャンプもいよいよ終盤。各チームとも熱のこもった実戦
練習に入った。そんな中、17日に沖縄・名護で行われた日本ハム−横浜
の練習試合で前代未聞のとんでもない「事件」が起こっていた。

TBSの番組収録にやってきたみのもんた氏が、試合が始まると、なんと、
ベイスターズのユニホームを着て横浜ベンチにドッカと座り込み、
ホームランを打った選手をベンチ前で出迎えたり、まるで監督気取り。

さすがに大矢明彦監督に代わって采配ーとまではいかなかったが、
ホームチームの日本ハム・梨田昌孝監督は「TBSがオーナー会社
だから・・・という苦しい立場は分からないでもないが、一生懸命
やっている選手に失礼だと思うよ」と困惑の表情をみせた。

その通りである。練習試合なんだから−で済まされる話ではない。
それにしても、なぜ、大矢監督は断固として拒否できないのか。

球団も球団である。「たしかに本来なら球団が身をていして監督を守ら
なきゃいけないんでしょうけど・・・。無理ですね」とは担当記者の率直な
感想。

横暴を拒否するどころか球団は「みのさんの機嫌がよくなるので」と
試合途中の三回に記者会見を設定したのだから、あいた口がふさがらない。

テレビ局の“やり過ぎ事件”はその昔、阪神の高知・安芸キャンプでも
あった。1999年、野村克也監督1年目のこと。キャンプインしていきなり
風邪をひいて練習をリタイアしてしまった野村監督。

するとその翌日、「主人が風邪をひきまして、皆様にご迷惑をかけて
おります」と「サッチー」こと沙知代夫人がスタンドで頭を下げ
まくっているではないか? と思ったらなんと、お笑いトリオ
「ダチョウ倶楽部」の上島竜平の変装。

ここで終わっていれば、お笑いで済まされたのだが、この偽サッチー、
今度は内野フェンスを乗り越え、ベンチの上から打撃練習中の選手たち
に「今岡、頼むわよ。ウチの亭主の名誉がかかってんだから!」と奇声
を上げ始めたから球団も黙ってはいられない。

即刻、テレビ局には厳重注意。上島も阪神関係の仕事を以後自粛させられた。

親会社だから何をやっても許されるというものではない。
もっと選手を監督を、「野球」を大事にしてほしい。
(田所龍一)

2008年2月21日 産経エクスプレス紙面


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